冬でもトコジラミは死んでいなかった!?

トコジラミ(南京虫)は、刺されると激しいかゆみがある害虫です。
日本でも旅館やホテル、公共の場等において深刻な増加傾向にあり、個人宅でも一刻の猶予もなくなりつつあります。

そんなトコジラミですが、冬の短期間だけは被害が減少するケースが見られます。
しかし居なくなったと思っても、ただ隠れているだけなのがトコジラミ(南京虫)の特徴なのです。

冬のトコジラミ(南京虫)は全滅しない

夏の間、トコジラミ(南京虫)の増殖に悩まされ、冬になって少し状況が良くなったと言うご家庭もあるかと思います。
しかしトコジラミ(南京虫)は冬に全滅したのではなく、活動を抑えているだけの事なのです。

一般的に、トコジラミ(南京虫)の活発な増殖・活動は春から秋頃までです。
冬になり、気温が下がるにつれて活動を抑えて、餌も少しだけ摂れば良くなります。

この場合、トコジラミ(南京虫)の餌は人間の血液ですから、冬の間はトコジラミ(南京虫)に刺される事も少ないのです。
しかし活動を抑えたからと言って、トコジラミ(南京虫)が全滅した事にはなりません。

春になり、気温が上がれば再び活発に動き回り始め、人間の血を吸って卵を産み、どんどん繁殖していきます。
冬の間にトコジラミ(南京虫)に刺されなかったからと言って、被害が終わったわけではないのです。

冬になっても活発なまま人を刺すこともある

非常に深刻な状況となっているトコジラミ(南京虫)は、最近では冬になっても活動が活発なままと言うケースが増えてきました。
現在の建物は一軒家であれマンションであれ、高気密・高断熱になっています。

外気温が低くなっても気密性に優れていますから、屋内は温かく快適です。
人間にとっては住みやすい環境は、トコジラミ(南京虫)が繁殖しやすい環境でもあります。

その為、今では冬でもトコジラミ(南京虫)の駆除依頼が多くあり、従来のように「冬に活動抑制→春に繁殖・再発生」という流れではなく、一年を通じて常にトコジラミ(南京虫)が屋内に活動・繁殖している危険な状態が続いているのです。

日本でもトコジラミ(南京虫)は大発生している

トコジラミ(南京虫)は日本でも屋内に入り込み、繁殖を始めて大発生しています。
日本の快適な住環境の中で季節に関わらず生きて行けるトコジラミ(南京虫)は、餌となる人間が居る限り、増え続けます。

冬になって刺される事が無くなったからもう大丈夫、という油断は禁物です。
夏の大繁殖期を迎える今が絶好の駆除タイミングと言えます。