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子供への影響は?トコジラミの主な被害と予防方法

衛生環境が整備されたこと、また効果的な殺虫成分が発明されたことから、1970年代にトコジラミ被害は一旦沈静化しました。

しかしその後、トコジラミは大半の殺虫剤に含まれるピレスロイド系薬剤に対し、遺伝的に耐性を獲得。アメリカやヨーロッパで被害を広げ、2010年代に入ってからは日本各地でも被害が確認されるようになりました。

外泊先から自宅に持ち込んでしまうケースも見られ、決して他人事ではありません。本ページでは、そんなトコジラミの、子供に与える影響を解説します。

子供だけを狙う?トコジラミの習性とは

トコジラミは夜行性で、人が寝静まった夜中に隠れ家から這い出してきて吸血します。

老若男女、誰でも被害に遭う可能性はあるのですが、一般に大人より子供や赤ちゃんの方が、トコジラミに狙われるリスクが高くなります。

というのも、トコジラミは人の体温や呼吸、汗などを手がかりに吸血対象を探すからです。子供は大人よりも新陳代謝が活発ですから、体温が高く、呼吸量も多く、また汗もたくさんかきます。このために、トコジラミから選択的に狙われてしまうことになります。

子供だけが狙われるわけではないのですが、大人よりも被害に遭いやすい、ということは知っておくと良いでしょう。

トコジラミに刺された時に出る症状

トコジラミに刺された時に出る主な症状は、発疹と激しい痒みです。これは、大人も子供も共通しています。

一度刺されただけでは何ともないのですが、その際に注入されたトコジラミの唾液は、異物として体に認識されます。抗体という免疫細胞が作られ、再び体内にトコジラミの唾液成分が入ると、それを攻撃するようになります。蚊に刺されたときと同じようなアレルギー反応で、発疹や痒みが発生するわけです。

症状の出方は、体質や刺された回数などによって変わるため、一概には言えません。ただ、強い痒みを伴うことが多く、トコジラミを根絶しない限り長く繰り返すことになります。

ちなみに刺される場所(発疹が出る場所)ですが、手足や首周りなど、肌が露出している部位が多いです。衣服などで隠れている場所に潜り込んで吸血することは、トコジラミの場合はあまり考えられません。

トコジラミに刺された時の対処法

痒みが主な症状ですから、市販の痒み止め(抗ヒスタミン薬)を塗布する、というのが最も手軽な対処法でしょう。一時しのぎとしては、患部を冷やすだけでもある程度の効果が見込めます。

ただ痒みが強い場合、頭痛や嘔吐感などの症状が合併している場合は、早めに医師の診断を受けることをおすすめします。

また、痒みのケアするだけでは、繰り返し刺されてしまいます。

被害がわかったその日から、寝具等はそのままにして別の部屋で寝るようにする。また、どうしてもその部屋で寝る必要がある場合は、部屋の電灯をつけたままアイマスクを付けて寝るようにすると良いでしょう。トコジラミは光が苦手ですから、ある程度被害を抑えることができます。

そうして時間を稼ぎながら、トコジラミの根本的な駆除を検討しましょう。

駆除は専門業者に任せるのが無難

大半の殺虫剤に含まれるピレスロイド系の薬剤に耐性を持っていることから、トコジラミは駆除至難害虫とも呼ばれています。薬局で売られている別系統の薬剤(有機リン系またはカーボメート系)であれば効果が見込めますが、専門知識がないと十分に効果を発揮できず、また隠れた個体や卵を見逃してしまう可能性もあります。

子供がいるご家庭であれば、薬剤の持つ毒性にも慎重な配慮が必要でしょう。

もしトコジラミの発生が疑われるようであれば、自力で対処するのではなく、まず専門業者に相談してみることをおすすめします。

また、多くの自治体は、公式サイトでトコジラミの対処方法や保健所衛生課の問い合わせ先を掲載しています。いきなり業者に相談するのが不安であれば、そうした情報ソースを活用してみるのも良いでしょう。

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