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新築でも害虫は発生する!侵入経路と考えられる対策

新築のきれいなお家に引っ越すのはワクワクする体験です。しかし新築とはいえ「害虫被害はない!」と断言はできません。

本記事では、害虫の侵入経路や特に注意したい害虫の種類について紹介します。

害虫が新築住宅に侵入する経路

害虫と一口に言っても、たくさんの種類が存在します。

種類によって新築住宅への侵入経路が違ってきますから、突破口になりやすい箇所を把握し、あらかじめ対策を施しておくことが大切です。

浴室の排水口

マンションやアパートの浴室で、出所のわからない黒い小さな虫が飛んでいるのを見た経験がある人も少なくないでしょう。あれはチョウバエというハエの一種で、汚泥が発生しやすい浴室や洗面所などによく発生します。

特に浴室はほぼ毎日決まって水分を補給できる環境であり、垢や髪の毛、石鹸カスが一体なったヘドロ状のエサも豊富です。チョウバエはもちろん、ゴキブリなどが卵を産んで大量発生することもあります。

最悪の事態を防ぐためにも、浴室の排水周りは清潔に保つことが大切。排水口にはネットを掛け、汚泥が溜まらないようこまめに取り替えましょう。

また、浴槽のエプロン(側面についているカバー)も定期的に取り外し、カビやぬめりを取り除くようにしましょう。少なくとも年に2回、湿気が溜まりやすい梅雨と秋雨の前に掃除することをおすすめします。

台所の換気扇

換気扇にはゴキブリの好物である油汚れが溜まりやすいです。そのため排気口からの匂いに釣られて、換気扇経由で新築住宅に侵入されることも十分考えられます。

こまめに掃除するのは手間ですが、なるべく油汚れが溜まらないよう、注意することが大切。

また、最近のゴキブリが侵入しづらいシャッター付きの換気扇なども販売されていますので、今後住宅を購入予定という状況であればそうした製品を採用してみるのも良いでしょう。

ほか手軽にできる対策としては、外の排気口付近に屋外用の防虫剤を置いておく、目の細かい虫除けネットを被せる、などが挙げられます。

換気扇自体にフィルターなどの害虫対策が施されていても、ダクトを通している壁に隙間があり、そこからゴキブリに侵入されるケースがあります。

意外に見落としがちなポイントですので、あらかじめ確認し、もし隙間があるようならパテやダクトテープで塞いでおきましょう。

エアコンの室外機・排水ホース

スイッチを入れたら、エアコンからゴキブリが出てきた。そんな悪夢のような経験をされる方もいらっしゃいます。原因は、外に設置されている排水ホースです(室外機ではありません)。

エアコンは、冷媒というガスを使って室内と屋内の空気の熱を交換しています。温度が下がると、空気中の水分が水になりますから、その水を排出するためにホースが室外機の中に組み込まれています。

家庭用のホースは細いため、大きな個体は入れません。ただ小さい個体が水分や湿気を求めてこのホースの中に侵入し、エアコンの室内機に到達するということは十分考えられます。

不測の事態を防ぐためにも、排水ホースにはネットを掛けておくことをおすすめします。

また、換気扇と同じように、エアコンの配管のために開けた壁の穴に隙間があり、そこから害虫に侵入されることがあります。ホースの対策をする際は、この点も改めてチェックされると良いでしょう。

玄関・窓

排水口や換気扇、排水ホースのようにひっそりした箇所ではありませんが、住宅の大きな開口部であるだけに、玄関や窓から害虫が侵入してくることも少なくありません。

なるべく網戸やスクリーンドアを締める、という心掛けは効果的ですが、完全に害虫の侵入を予防できるものではありませんし、少々窮屈ですよね。

虫の多い季節は、出入り口に市販の忌避剤を配置しておく。もし忌避剤の見た目が新築住宅の外観を損なうようであれば、虫の嫌う観葉植物を活用するのも効果的です。

例えばバジルやペパーミント、レモングラスなどは、ハーブとしても使えますからおすすめですよ。

新築住宅で特に注意したい害虫の種類

ダニやノミ、トコジラミなどは新築ピカピカのお家でも発生する可能性があり、大量発生すると困るシバンムシも、新築物件で多く見かける害虫です。
なぜ綺麗なお家に害虫がいるのでしょうか?

ここでは、「ダニやトコジラミ、ノミの侵入経路」と「シバンムシの侵入経路」をご紹介します。
新築のお家でも油断は禁物です。

ダニやトコジラミ、ノミなども関係なく発生

新築であっても、ダニやトコジラミ、ノミなどは関係なく入り込んできます。
マダニは自然環境のいい場所に広く生息していますし、ノミやトコジラミは人間にくっついて屋内に侵入します。

ですから新築のお家であっても、引越しの前からダニやノミ、トコジラミが生息している可能性が高いのです。
とくにノミは、ペットを屋内飼い+屋外で散歩をしている場合は要注意です。

ペットの犬や猫が、知らず知らずのうちに新築のお宅にノミを連れてくることもあります。
ペットとのお散歩ではノミが生息していそうな草むらや植栽は避けて通るようにしましょう。

帰宅後は屋内に入る前に、ペットのノミ取りブラシでブラッシングしてから入室するのもお勧めです。
トコジラミの場合は、人間の衣類やカバンのスキマにくっついて入り込みます。どれほど気を付けていても、体長が8ミリほどのトコジラミをすぐに見つけて駆除するのは困難でしょう。

念には念を入れて目視チェックをしましょう

新築でも発生するシバンムシ

ノミやダニ、トコジラミ以外にも、大量発生すると困る虫がいます。シバンムシです。
シバンムシは体調が約2~3ミリの小さな虫で、丸くてつやつやした茶色の身体をしています。

おもに屋内で生息し、乾燥食品や畳表を食べて増殖します。なかでも「タバコシバンムシ」と呼ばれるものは年に2~3回も発生し、成虫になると室内を活発に飛び回ります。
シバンムシはキッチンに保管してある小麦粉や乾燥麺類などをエサとする場合が多く、プロの駆除業者に依頼しない限り、完全な駆除が困難です。

また新築のお家の場合、建材にシバンムシが付いているケースもあるので油断ができません。

新築家屋でも虫発生前に対策を

新築のお宅での害虫被害は、害虫が卵を産んだり孵化してしまったりする前に対策をおこなうことが重要です。
大量発生した後では駆除スピードが追い付かない事態もあり得ます。

新築や綺麗なお家でも、入居前・入居時に駆除業者に調査依頼をしたり、もし発生した場合は迅速な対応・プロへの相談をお勧めします。

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